船舶用大理石電鍵
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ローカルのOMが所属クラブに寄贈したものを借用して写真を撮りました。

「モールス・キーと電信の世界」魚留 元章 著 CQ出版社に同一の電鍵が紹介されていました。それによると「船舶用大理石電鍵」で「明治末期から大正中期頃まで火花式送信機で使用されたもの」とのことです。型式等を示すタグ類はありません。

画像をクリックすると拡大します。

かなり大型の縦振り電鍵です。ベースは大理石でその下に木の枠がついています。

台座内部です。木の枠と大理石は接着剤で接合されています。配線用のバーも幅が12mmもあります。

接点の直径は5mmもあります。火花式送信機では大電流を直接ON-OFFしますので、このように接点が大きく、台座裏の配線用バーも幅広になっています。

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Last Updated 16/Nov/2008 by mac